太陽紫外線防御研究委員会

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太陽紫外線防御研究委員会と今後の活動

   1990 年に設立された本研究会も、2018年のシンポジウムを最後に28 年間にわたる活動の幕を閉じることになりました。設立当時はまだ紫外線防御という認識が社会的に希薄で「小麦色の肌」が健康のシンボルとしてもてはやされていた時代に、産官学の力を合わせて紫外線防御の重要性を啓発しようという試みは極めて斬新で、菅原努先生や野津敬ー先生などの慧眼には敬服するものがあります。その意味で当研究会は紫外線防御研究の発展に大きく貢献したと自負していますが、社会における光老化の認識度はまだまだ極めて低く、最近の調査でも「光老化について知っている」という人はわずか4.2%に過ぎませんでした。この結果にいささか衝撃を覚えた私ども理事を中心に、もっとメデイアを活用した啓発活動をしようということで「光老化啓発プロジェクト」を始動させ、全国紙に全面啓発広告記事を掲載するなど、これまでの学問の殻を破り、社会との接点を模索するようになりました (https://www.hikari-rouka.org/) 。また皮膚科領域では、紫外線を研究テーマとする皮膚科研究者が減少していることに危機感を覚えた当研究会の理事を中心に光老化研究会などと合流してフォトダーマトロジ一学会を設立する運びになりました(http://www.npo-hifu.net/jpds/) 。

   このような背景のもとに、紫外線防御研究とその啓発活動の幅を広げ、社会に向けてメッセージを発信すること、さらには次世代の紫外線生物学研究者を育成することが私どもの責務と考え、当研究会を発展的に解消してフォトダーマトロジ一学会に合流することが望ましいという理事会の結論に至りました。

   これまで、本研究会を支えてくださった会員の皆様のご厚情に深く感謝するとともに、新たに第一歩を踏み出したフォトダーマトロジ一学会へのさらなるお力添えをお願い致します。

太陽紫外線防御研究委員会 理事長

京都大学名誉教授 宮地 良樹

お知らせ
2019年02月07日 第2回太陽紫外線将来研究への奨励賞の募集をいたします。(本年度の公募は終了いたしました)
2019年02月07日 事務局移動のお知らせ